いつもの薬を使っただけが大変ことに!

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膠原病を持病に持っている30代女性です。
帯状疱疹は、今まで水疱瘡と同じで、人生に1度しかかからないといわれていましたが、近年、膠原病の人は2度以上でもなることが分かってきました。
私は小学生の時に帯状疱疹になっているので、体に痒みができたとき、帯状疱疹ではないはずと、オロナインを塗って悲惨な目にあった時のことを共有したいと思います。

自己判断の薬の使用で大変なことになった私の体験談!
昔からあるオロナイン、我が家では「ニキビ」「やけど」「あかぎれ」など、皮膚の炎症や乾燥からくる荒れ関係の万能薬として使ってきました。
そのため、顔でもお腹でも背中でも、ぽつっとニキビのようなものがあれば、気軽に塗っていました。
私のニキビは今まで、中に白い脂や膿がたまっているようなものばかりだったので、ある日背中にいくつか白い角栓みたいなもののある吹き出物ができたのを見て、「あ、ニキビができた。」と何の疑いもなくオロナインを塗ってしまったのです。

しかし、実はその角栓には水泡のようなもので、単純ヘルペス、つまり帯状疱疹だったのです。
少し痒みがあったので掻いてしまっておりましたが、パッと見ただけでは水泡が破れているようにも思えず、帯状疱疹にオロナインを塗ってしまっていたのです。

水泡の中身はウイルスなので、オロナインを塗るということは、ウイルスの混ざったオロナインが体の表面に延ばされて、塗った部分に菌を広げているようなものなのです。

治療のつもりが、どんどん広がる患部に後悔の嵐!
私はお風呂上がりにオロナインを塗って、「あれ?少し痒い部分が広がってる?」と思いましたが、普段のニキビも塗ってすぐに治るわけではないので、特に気にせず寝てしまいました。

すると、夜中に背中があまりに痒く、目が覚めたのです。
この痒さは尋常じゃない、と鏡の前に立ちパジャマをめくり上げると、寝る前にオロナインを塗ったところの周り全体に、ぷつぷつしたものができて赤くはれていたのです。

泣きたくなるくらい痒かったけど、救急車を呼ぶほどではないし、夜中だったのですぐに病院に行くこともできませんでした。
ただ、どう見てもオロナインを塗ったところと、パジャマがこすれてオロナインが広がったところだけに赤みが広がっているので、これはオロナインで何かが起こってしまったんだ。と気づきました。

「なんで、昨日塗布した時に痒かったことを無視してしまったんだろう」と、とても後悔しました。
もし寝る前に、少しおかしいからとオロナインを落としていれば、寝てる間にここまで広がることはなかったはずでした。
眠いしまあいいや、と気に留めなかったことが、こんなにひどい状況を招くとは思いませんでした。
しかもよりによって、昔から使っているオロナインによってこうなるとは。

とにかく、今できる対処をしなくてはと思いました。
まず、表面に残っているオロナインを、これ以上塗布面を広げないように気をつけながら、ティッシュでふき取りました。
そのあと、先ほどまで着ていたパジャマから、きれいなシャツに着替え、保冷材を背中に当てて冷やし、少しでも痒みが治まるようにしました。
冷やしたことで痒みは少しましになりましたが、鏡を見ると赤みの広さやぷつぷつは全く減っておらず、朝になり、急いで病院に行きました。

病院での診断の結果はまさかの…!
病院で医師の診察を受けた結果、これは帯状疱疹だといわれました。
痒いからと少し掻いたときに、自分ではわからないくらいの小さい傷などができてそこから帯状疱疹のウイルスが広がっており、オロナインを塗ったせいでその菌が広い面積に広がってしまったのでしょう、と言われました。

当時、帯状疱疹は水疱瘡になった人がなることがあるもので、ほとんどの人は発症しないし、発症する人も人生で1回だけ、というのが定説でした。今でもあまり勉強していない医師はそういうものだと認識しています。
しかし、私のように膠原病などの免疫疾患を持っている人は2回以上でも発症する人がいるそうです。

「最近頭がピリピリと痛くなったり、患部の近くがズキズキするなどはありませんでしたか?それは帯状疱疹の前触れの症状だったかもしれませんが。」と医師に聞かれ、ショックを受けました。
実は3日くらい前から、頭頂部がピリピリと痛く、かなり気になってはいたのですが、当時、かなり仕事でストレスがあったので、きっとストレスだな、と勝手に決めつけていたのです。ただでさえ、小学生の時に帯状疱疹になっているのでまた発症するなんて考えたこともなく、ストレスによる頭痛と肌荒れニキビと思っていたのです。

素人の自己判断は危険ということを思い知った経験でした
今回ご紹介した私の場合、帯状疱疹が複数回起こるという珍しいことではありましたが、これは帯状疱疹だけではなくウイルス系の発疹では十分ありうることです。

水虫などの真菌などに効果があっても、ウイルスには効果がない薬もたくさんあります。皮膚の上のトラブルだからといって気軽になんでもオロナインを使えるというわけではありません。
昔から使っている薬、家族がみんな慣れ親しんでいる薬は、用法用量を細かく見ずに使っていることが多いと思います。特に塗り薬は飲み薬と違って明確な何錠などもないので、たくさん塗りすぎていることもあるかと思います。
しかし、本当にその症状にその薬あっているのか、きちんと薬のパッケージを見直したほうがいいです。何かいつもと違ったら、ちゃんと病院に行きましょう。

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